ある日の休日・・・
二階にある寝室から、キッチンに行き、飲み物を飲もうとテーブルに座ると、珍しく二人が家に居た。
私は、デイケアが仕事だからいつも家に居るが、二人は仕事が忙しい為、なかなかゆっくり過ごすことはない。
なので三人で居るこの時間は、とても貴重なのだ。
ルークヴォイは警察、ライリーは、医者なので、もしかしたらいきなり仕事場に呼ばれることもあるだろうけど。
いい機会だから、三人でお出かけするのもいいかも。たまにはキャンプしたりするのもいいかも♪
「そういえば、三人で過ごすのって久しぶりね♪せっかくだから何処か行かない?海とかさ!」
本を読んでいる二人に話しかけてみる。
「んー。」
「おお。」
ふたりとも顔を上げようともせずに、目も本に向けて、聞いてるかわからない返事を返した。
ルークヴォイも同意しときながら、何のアクションも見せない。
「・・・・。」
聞いちゃいねぇ。
じゃあ・・・これならどうだっ。
「あっ最近できたクラブに行くのもいいねっ♪
そこさ、バンドのライブもちょくちょくやってるらしいよー。
友達がこないだ行ってよかったって言ってたー。
あとさー、かっわいい女の子沢山来るらしいねー。
行って損ないよねー。皆で行きたいなー。」
「んー。」
「おお。」
シーン
パラッ(本をめくる音)
「・・・。(イラッ)」
ピッ
「あー。もしもし?秋冷さんですか?(今のところ若葉の親友のmy sim)うん。うん。そう。秋冷さんも暇ですか?じゃあリニューアルしたあそこのビーチに行きません?え?あー。いや、うちの男らはインドア派のようです。・・・あはは。ええ、では、あとで。」
そして今日も三人で過ごすことは無かった。
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若葉は外に出て遊ぶの好きそうですけど、ルークヴォイは本の虫だし、ライリーは医者なので医学書読まないとだし、完全インドア派になっています。
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